新型コロナウイルス感染症対策について
たんぽぽ組

はじめに

現在、世界中で猛威を振るっているコロナウィルス。
日本人には他人に迷惑をかけない生き方が身に付いているからか、自ら進んでマスクをし手洗いうがいを行う人がほとんどです。
そのため、世界に比べれば感染の拡大が少ない傾向にあるのですが、予防はできてもコロナウイルスを無くすことは出来ません。
コロナウイルスに対し正しい知識を身につけ、正しく恐れながら、正しく付き合っていくことが必要です。

一方、子どもたちにコロナとの付き合い方を理解してもらうには年齢的にまだ少し早いようです。
だからと言って、大人たちが感染を恐れるあまり、子どもたちの遊びや学びを奪うことは許されません。
ならばどうしたら良いのか。
ご家庭や幼稚園が、子どもたちが伸び伸び過ごせるように、安心、安全な環境を用意してあげることです。

しらゆり幼稚園では、最新の情報を常に収集し、その時最善な感染予防対策を講じております。
ご家庭でも引き続き体調管理や健康観察をよろしくお願い致します。
コロナと共生する日常となった今、感染予防策をそれと意識しないレベルまで生活に馴染ませるよう過ごしていきましょう。
引き続き保護者様にはご自宅での体調管理や健康観察をよろしくお願い致します。

感染症対策

園児の登園について

  • ●登園前に体温測定、健康観察をお願いします。発熱がある場合や体調不良がある場合には無理をせずにお休みしてください。
  • ●登園したら手指のアルコール消毒を行います。
  • ●マスクの着用をお願いします。
  • ●登園、降園の際は保護者様のマスク着用をお願い致します。
  • ●園バスでは毎日2度、アルコールの清拭消毒を行います。

幼稚園での生活

  • ●教室の換気をこまめに行います。また、空気清浄機(ダイキン製、空間の浮遊ウイルスを排除できるもの)を稼働します。
  • ●こまめな手洗い、うがいを行います。
  • ●直接触れる机やいす、ドアノブのこまめな消毒を行います。
  • ●共有する玩具は消毒します。
  • ●幼稚園で使用するタオルは毎日持ち帰ります。
  • ●登園後、体調不良、発熱がある場合には保護者様に連絡をとりお迎えをお願い致します。

幼稚園の対応

  • ●職員の毎朝の検温・健康観察を行います。
  • ●職員はマスクを着用して保育に当たります。
  • ●職員はこまめに手洗い、手指のアルコール消毒を行います。

次の場合は幼稚園へご連絡ください。

  • ●園児、同居家族が新型コロナウイルスに感染した場合。
  • ●園児、同居家族が濃厚接触者となった場合。

バイオプロテクト

この度、しらゆり幼稚園ではコロナ対策の一環として「バイオプロテクト」を施行しました。
バイオプロテクトとは、EPA(米国環境保護庁)認定の安全性を誇る除菌・抗菌システムです。
広範な素材に使用でき、一度の散布で長期間の抗菌効果があります。
教室や机、椅子、おもちゃはもちろん、外の全ての遊具、ドアノブ、カーテン、トイレに至るまで、子どもたちが触れるであろう全てのものに施行いたしました。
少しでも子どもたちが安心・安全に過ごせるよう、しらゆり幼稚園はあらゆる方策を実行していきます。

バイオプロテクトのメカニズム

バイオプロテクトDPを素材表面にスプレーするとオルガノシラン化合物の働きにより対象物に固着します。乾燥後は素材表面に微細なトゲ状のスパイクを形成いたします。
このスパイクによりウイルス、細菌を物理的かつ電気的な刺激により破壊し、死滅させる効果を発揮します。化学的に微生物を死滅させる他の殺菌剤、抗菌剤と異なりバイオプロテクトDPは物理的に死滅させるので薬剤耐性菌(スーパーバグ、メシチリン耐性球菌MRSAが有名)を発生させることがありません。

バイオプロテクトの抗菌性

バイオプロテクトDPの除菌性能は非常に幅広く、ノロウイルス(ネコカリシウイルス)、鳥、人、豚インフルエンザを含む各種のウイルス、サルモネラ菌、MRSA、O-157などの細菌や悪臭のもととなる麹カビ等の各種真菌等の効果があります。

バイオプロテクトの安全性

バイオプロテクトDPはEPA(米国環境保護庁)の認定を受けている安全な薬剤です。
他の有機系、無機系の抗菌剤に比べて安全と言われています。
バイオプロテクトDPは現役は成分安定のためアルコール系の有機溶媒を含んでおりますが、希釈時には殆ど微量で安全性に問題はありません。

バイオプロテクトの汎用性

バイオプロテクトDPは素材にダメージを与える漂白成分等は含んでいません。それによりウールを含む繊維製品、木工製品、石材、塗装した製品、ドアノブなどの金属製品、ビニール製壁紙、プラスチック製品、陶器製品、ホーロー製品など様々な素材に施工することができます。

バイオプロテクトの持続性

バイオプロテクトDPの最大の特徴は抗菌効果の持続時間にあります。繊維製品は生地に浸み込み、乾燥後は薬剤が強固に固着いたします。衣類製品、カーテン等は製品寿命まで抗菌性能が低下することはありません。